本日の報知より コピペ
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「湘南シーレックス」今季限りで消滅
横浜が来季から2軍の「湘南シーレックス」を「横浜ベイスターズ」に戻す方針を固めたことが1日、分かった。2日に都内で行われるプロ野球実行委員会で方針を示す意向だ。
「13番目の独立したプロ野球チーム」として誕生した湘南が、今季限りで消滅する。2軍の名称やユニホームなどを1軍と同じものを使うことを決めた。球界では2軍の東西格差解消を目的に、イースタンとウエスタン両リーグの交流戦開催を検討中。球団内では「湘南では、どこのチームか分かりづらい」の声もあり、横浜への地域密着を強く訴える加地球団社長の下、今年から湘南のあり方が検討されていた。
湘南は2000年に1軍との差別化によるチームの活性化、地域密着の推進を目的に誕生。当時、球界では初めてファームで独自の球団名を採用した。ユニホームなどを1軍とは異なるものを使用することで、若手選手の意識向上を促し、観客へのサービス向上などを通じた地域密着を目指した。
湘南誕生と同時に「シーレックス事業部」を開設し、独自のスポンサーを募るなど独立採算の道を探ってきた。それが、毎年2億円前後の赤字を計上。05年1月にシーレックス事業部を解散し、1、2軍の営業活動を一本化して営業面の打開を図っていた。湘南の選手用ユニホームは年間1000万円前後かかるだけに、経費削減の狙いもある。本拠地は従来通り、横須賀スタジアムを使用する見込みだ。
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